2018年2月21日
こんにちは😄
「健康に基づいた歯の美しさ」を提案する
大阪市住吉区あびこの歯医者
ハービー歯科・小児矯正歯科の小川慶知です✌️
今回は、
「クラスBオートクレーブ」
についてもっと詳しく!
クラスBの話をすると滅菌パックの意義が分かります。
滅菌パック(よく歯科医院に行くと治療椅子の横に歯科器具がビニールみたいな袋の中に入ってませんか?その袋です)
ちなみにハービー歯科で使用しているのは、「クラスBオートクレーブ リサ」。
前回のハービー日記でも触れましたが、
オートクレーブには、クラスB,クラスS,クラスNのカテゴリーに分けられ、
性能としては、
クラスB>クラスS>クラスN
となっています。
唯一、クラスBオートクレーブだけが全ての形状の被滅菌物(固形、中空物、多孔体、一重包装、二重包装)を滅菌出来るとされています。
つまり、クラスBオートクレーブだけが複雑な形状の歯科器具類を滅菌パックに入れて、それをオートクレーブに入れることにより確実に滅菌が出来るのです。
クラスNは、滅菌パックに入ってない単純な形状の歯科器具しか滅菌できません。つまり、クラスB(ヨーロッパのスタンダード)は歯科器具を滅菌パックをしてからオートクレーブに入れる、クラスN(日本のスタンダード)は、歯科器具をオートクレーブに入れてから滅菌パックに入れる!(だんだん話がややこしくなってきてすいません🙏)
後者は、滅菌パックの意味は無いですよね。
だって、クラスNオートクレーブは、歯科器具を滅菌パックしてオートクレーブに入れても確実に滅菌出来ないですから🤔
逆にクラスNを使用なら滅菌パックに入れないでそのまま患者さんに歯科器具を出しても良いと思います。
そのような訳で、クラスNオートクレーブが日本のスタンダードで、ヨーロッパの滅菌のスタンダードがクラスBなのでヨーロッパの方が進んでいるのは当たり前ですよね。
なので、「ヨーロッパ基準の滅菌レベル」という言葉は、医院を選ぶ上で、重要なキーワードとなります。
ここは、
滅菌をしっかり考えているんだなと✌️
ただ、滅菌の前の洗浄消毒、そして乾燥が必要なので、
乾燥機能付きミーレ(高性能自動洗浄器)とクラスBオートクレーブが医院にあれば更に安心安全な歯科医療を受けられるということです。
ちなみに、ハービー歯科には、どちらもちゃんと完備してます!
詳しくは、
大阪市住吉区あびこの歯医者
ハービー歯科・小児矯正歯科 小川慶知
まで。
宜しくお願い申し上げます。
消毒・滅菌のページは、こちらです✌️