2018年8月19日
こんにちは、
大阪市住吉区の歯医者
ハービー歯科・小児矯正歯科の小川です。
今回は、
「指しゃぶりと歯並びについて❗」
「指しゃぶり」をなかなか止めることが出来ない❗
悩みの種ですよね😢
「指しゃぶり」を止めさせようと思っても中々止めてくれないですし、逆に、「指しゃぶり」してくれるとお子さんが安心して良かったり。
お子さんが「指しゃぶり」をする理由は、色々あると思いますが、
「指しゃぶり」が全くダメ!
と決め付けるのもどうか?と思いますので、簡単な指針を説明したいと思います✨
「指しゃぶり」がダメ!って、まず、いったい何がダメなのでしょうか?
もし、それが、
「歯並びが悪くなるから」
「出っ歯になるから」
などのように、指しゃぶりが原因で歯並びが悪くなるから
指しゃぶりを止めさせる!これは、ちょっと、待って下さい✋
「指しゃぶり」について、もっと深く考えていきましょう😁
そもそも、指しゃぶりというのは、小児で行うことなので、発育や年齢を考えながら、それが良いか悪いかを考えなければなりません。
つまり、1歳の時は、これは、ダメだけど、6歳の時は、これは、大丈夫みないな🎵
それは、歯科だけでなくどの領域でもありますよね😁
当然、「指しゃぶり」でもこれが当てはまります✨
少なくとも大人で「指しゃぶり」してる人なんて、見たことありますか?
多分、ほとんどないと思います。高校生でも、中学生でも❗そうやって、ドンドン年齢を下げて行くと、稀に、小学生の低学年でもあると思いますが、本当に稀だと思います。
更に、年齢を下げて行くと、大体3歳位が「指しゃぶり」を止める境界線になると思います✨
更に、そこから年齢を下げて行き、1歳あたりになると「指しゃぶり」をしているお子さんは、結構いると思います。
つまり、「指しゃぶり」は、年齢と共に確実に無くなっていくものなのです✌️
これをまず、念頭に置いといて下さい😄
ここからが私たちの出番となります✌️
では、なぜ、「指しゃぶり」は、0歳~1歳でよく起こるのでしょうか?
これは、この時期の当たり前の人間の生理的な行為だからです❗
そして、この時期の「指しゃぶり」の具体的な行為とは、何か!
それは、指を吸うというものです!
そして、この時期に、「吸う」ということが今後の「食物を噛んで飲み込む」というの正しい摂食嚥下運動につながっていくのです。
つまり、始まりは、「吸うこと」からなのです。
よく考えてみると当たり前ですよね😁乳歯がほとんどなく、仮にあったとしても、前歯までですから❗
奥歯がないので噛んで食物を飲み込むという運動は、この時期には、まず出来ません😢
物事には順序があります😁
つまり、「吸う」という行為は、必ず一番初めに通らなければならない行為となるのです✌️
「吸う」という行為をしっかりしてから「噛んで飲み込む」という行為が出来るようになるんですね😁
つまり、0歳~2歳までの「指しゃぶり」は、私たちが大人になって、ちゃんと食事をする(よく噛んで飲み込む)ためには、必要不可欠な行為となります。
「よく噛んで飲み込む」
この行為は、簡単なようで大人でもちゃんと出来る人は、少ないんですよ。
なので、お子さんが指しゃぶりをするからといって、そんなに悩まないで下さい✌️
しかし、問題は、3歳を越えても指しゃぶりをしてしまう場合です‼️
これは、出っ歯へ移行してしまい歯並びに影響する可能性が高くなります。
少し話しが長くなってきましたので、
この続きは、次回のブログでお話ししていこうと思います✌️
詳しくは、
大阪市住吉区の歯医者
ハービー歯科・小児矯正歯科の小川まで
宜しくお願い申し上げます