2018年8月29日
こんにちは、
大阪市住吉区の歯医者
ハービー歯科・小児矯正歯科の小川です。
前回のブログでは、3歳位まで「指しゃぶり」をすることは、将来、食物を「噛んで飲み込む」という行為を獲得するのに、非常に重要なプロセスの1つであると説明をしました😄
そして、2歳~3歳というのは、乳歯が全て生える時期なので、この頃から噛んで飲み込むという動作が出来るようになります。
それにより「吸う」という行為から「噛んで飲み込む」という行為へと変化していきます。
なので、お子さんのお口の中の歯の本数は、大切なんですよ😄
以前のブログでもお話ししたと思うのですが、乳歯や永久歯の生えるスピードは、人それぞれですので、この時期の食事の内容は、年齢よりも乳歯の本数で決まります。
なので、周りのお子さんが大人に近い食べ物を食べれるようになっていても、自分のお子さんが乳歯の生えている本数がまだ少なければ、周りのお子さんに合わせずに、ご自身のお子さんに合わした食事をしなければなりません😁
それにより、将来の正しい摂食嚥下運動を獲得することが可能になります。
皆さんの傾向は、早く結果を出したい、早く次のステップへ進みたい!
確かに、その気持ちは分かるのですが、ここは、じっくりとお子さんの状況に合わせて、
「待つこと」も、成長発育を上手く乗り切るポイントとなります。
ここで、話を元に戻します😄
「指しゃぶりと歯並びについて」
「指しゃぶり」を3歳以上でも継続した場合、歯並びにどのような影響が出るか❗
それは、「出っ歯」です❗
その多くの場合は、上顎の前歯のみが前方に傾斜した「出っ歯」になります。
上顎の前歯だけが傾斜しているだけなので指しゃぶりを中止すると「出っ歯」は改善することが多いのですが、
中止しても治らない場合は、舌癖(舌を前に出す癖)など、「出っ歯」の原因が複雑化している場合がありますので、歯科医院でのアドバイスを受けることをオススメします😄
「指しゃぶり」している!
というと、何か悪いイメージが、皆さんには、あるみたいですが、私たちからすれば当たり前の行為と思って見ています。
しっかり指を吸って「吸う」力をつけてるんだな🎵と思って見ています😁
逆に、この時期に「指しゃぶり」や「おしゃぶり」をしないで、
「お口をポカンと開けている」お子さんを見かけると心配に感じます。
果たして、これから正しい口腔内の成長発育が出来ていくのか?と。
それならば、別の方法で「吸う」力をつけてあげないといけない!と。
そのようなわけで、
「それが本当に良いのかどうか」
「それが本当に悪いのかどうか」
これを自分自身で判断することは、容易ではないと思います!
やはり、プロのアドバイスが参考になると思いますので、
是非、ハービー歯科を活用して下さいね✌️
詳しくは、
大阪市住吉区の歯医者
ハービー歯科・小児矯正歯科の小川まで。
宜しくお願い申し上げます✌️