2023年3月29日
先生‼️
子供の矯正を始めようと考えているのですが、
いつから始めたら良いのか⁉️
分からないですよ〰🤔
周りの子供たちも、矯正を始める時期がバラバラだし、、、
ハービー君!
そうですよね〰🤔
お子さんの矯正を始める時期って、本当にバラバラですもんね🤔
ただ、こうなってしまうには、こうなってしまう理由が、ちゃんとあるんです😊
バラバラな理由があるんですか⁉️
そうなんです😊
そこで、今回は、
どうして、お子さんの矯正を始める時期がバラバラなのか⁉️
その理由は、お子さんの「年齢と発育のズレにある!」
というところから解説をしていき、さらに、「具体的に、いつから矯正を始めたら良いのか?」
それも併せて、このブログでお伝えをしていきます✌️
みなさん。こんにちは😊
「健康に基づいた歯の美しさ」を提案する
大阪市住吉区あびこの歯医者
ハービー歯科・小児矯正歯科の小川慶知と申します😊
子供の矯正をいつから始めたら良いのか⁉️
ある先生は、
「乳歯が全部生えそろった頃の3歳から!」
とか、
また、ある先生は、
「永久歯が生え始める頃の6〜7歳から!」
とか、
また、ある先生は、
「お子さんは、8〜9歳からが良いかも!」
とか、
そして、また、ある先生は、
乳歯が生えかわり永久歯が生えそろった頃の12〜13歳から!
とか、、、、、
これだけ、色々なアドバイスを歯医者さんから言われたら、
一体、子供の矯正は、いつから始めたら良いのだろうか⁉️
親御さんが悩むのも本当によく分かります🤔
3歳〜13歳なんて、、、、、
年齢の幅が広過ぎますし、ズレすぎです‼️
ただ、間違いないことは、
この期間のお子さんは、
身体がドンドンと大きくなって、
とても発育が盛んである!
ということです🤔
この発育が盛んな時期に、
果たして、何もしなくて良いものなのか⁉️
それとも、
矯正治療などで何かしらの関与をしていくべきものなのか⁉️
とても悩ましいところです🤔
このようなお子さんの発育時期での矯正の悩みを少しでも解決するためには、
2つしかありません‼️
それは、
親御さんが、お子さんの発育について正しく知ること✌️
または、
子供の発育に精通した信頼のおける歯医者さんで定期的に検診を受けること✌️
しかし、多くの親子さんは、このような子供の発育に精通した歯医者さんが、近くにいないのが現状ではないでしょうか😢
そこで、今回は、
親御さんが、お子さんの矯正を始める時期を正確に決めるために必要な発育の正しい知識(年齢と発育のズレ)を解説して、
さらに、
親子さんがお子さんのために、実際にどのような行動したら良いのか⁉️
それについて、日本小児歯科学会認定医の私が、これから分かりやすくお伝えをしていきます😊
まず、
お子さんの発育を正しく知るためには、
下記の2つの年齢を知ることから始まります✌️
年齢(暦齢)
お子さんの発育を測る!
つまり、
お子さんは、今、発育のどのあたりなのだろうか⁉️
と考えた時、ハービー君は、何を基準にしますか⁉️
それは!
年齢じゃないんですか❓
普通は、そうなりますよね😊
ハービー君の言う通り、発育を計測するのに一般的なのが、出生時から何年何ヶ月という時間の経過で表す年齢(暦齢)となります😊
でも、
それって、当たり前なんじゃないんですか❓
実は、年齢(暦齢)だけで発育を判定してしまうと、お子さん特有の「発育における特徴」を見落としてしまうことになるのです‼️
えっ!
そうなんですか⁉️
実は、この年齢(暦齢)というのは、
子供の発育の各個体差を客観的に評価したものではない!
のです🤔
もっと、具体的に言い換えると、
年齢(暦齢)は、お子さんそれぞれの発育の程度を評価したものではない!
のです‼️
つまり、
年齢(暦齢)と発育には、お子さんそれぞれにズレがある‼️
ということなんですね😊
そのお子さんそれぞれの年齢と発育のズレを客観的に評価したものが、下記の「生理的年齢」となります😊
生理的年齢
生理的年齢⁉️
あんまり聞いたことがないです🤔
この「生理的年齢」という評価の仕方は、お子さんの発育を見ていく上で非常に大切なポイントとなるので、分かりやすく解説をしていきますね✌️
「生理的年齢」とは、
子供の個体の成長、発達および成熟の程度を評価する時、組織や器官の生理的状態を基準にした評価のことをいいます😊
分かりにくいですよね、、、🤔
ハービー先生😢
余計に分からないです〰😭
もう少し、具体的にいうと、
「生理的年齢」とは、
それぞれのお子さんが、それぞれ持っている身体などの発育の時間軸!
という感じでしょうか!
つまり、
「生理的年齢」とは、
「発育に関してお子さんがそれぞれ持っている自分軸」
のようなものなのですね😊
発育とは、お子さんそれぞれなんです😊
ただ、それで話しを済ましてしまうと、
お子さんの発育において、「何を基準にして良いのか?」が、分からなくなってしまいますよね🤔
そして、客観的にお子さんの発育を評価することが出来なくなり、
「お子さんの今の現状が把握できなくなる!」
という、親御さんがかなり不安な状況になってしまいます🤔
例えば、こんな感じ!
ハービー先生😢
うちの子、7歳になっても歯が生え変わらないんです😢
それは、「そのお子さんの個性ですね‼️」と言われたら、
「えっ⁉️」となりますよね😁
そのような「えっ⁉️そうなの⁉️」というような不安にならないように、
だいたいこの年齢では、このぐらいの身体や精神の発育をしている!という標準値があるので、その平均値とお子さんの今の発育の状況を比較、つまり、年齢(暦齢)と発育のズレを見てお子さんの発育状態を評価するのが、「生理的年齢」の活用の仕方なのです✌️
その「生理的年齢」の具体例として、
小児歯科では、
下記の「骨年齢」や「歯齢(歯年齢)」などの2つ年齢が一般的に使われています😊
①骨年齢とは
お子さんの骨は、年齢(暦齢)とともに発育していく特徴があります!
その相関性を活用して、骨の発育している度合いを見るための目安として用いられ、何歳くらい?というように表したものが骨年齢となります😊
つまり、骨年齢とは、
「お子さんの今の骨の状態で、今!何歳くらい⁉️」
というような感じでしょうか😁
では、実際に、
骨年齢は、どのように調べるのか?
というと、
下記のような手のレントゲン写真を撮って、骨の数(手根骨の数)を調べていきます!
その骨の数を下記の表(標準値)に照らし合わせることによって「骨年齢」が導き出されるというものです😊
そして、この表から導き出された骨年齢と、実際のお子さんの年齢(暦齢)をみくらべて、発育が進んでいるか?または、遅れているか?
つまり、
お子さんの年齢(暦齢)と発育のズレ
を判断をしていくのです😊
また、骨の発育は、身長の伸びにつながるので、将来どれくらい成長できるかを推測することにも活用されています😊
②歯齢(歯年齢)とは
歯齢(歯年齢)は、それぞれの歯の発育の度合いを見るための目安として用いられています!
そして、歯齢(歯年齢)には、
乳歯や永久歯の生え始めや乳歯の生えかわりの時期(歯の萌出年齢)や歯の卵(歯胚)から歯の形へと発育していく歯の石灰化の程度(石灰化年齢)などの2つの判定方法があります!
1.歯の萌出年齢
お子さんのお口の中の乳歯や永久歯が生えている状態から、お子さんの発育状態を判定する方法を「歯の萌出年齢」といいます😊
実際に、
歯の萌出年齢は、どのように調べるのか?
というと、
下記の表(歯の萌出時期の標準値)と、実際のお口の中の乳歯や永久歯が生えている状況を比較して、どのくらい発育が進んでいるか?または、遅れているか?などのお子さんの発育状態を判定していきます!
このようにして、
お子さんの年齢(暦齢)と発育のズレ
を判断していくのです😊
2.石灰化年齢
歯の卵(歯胚)から歯の形へと発育していく歯の石灰化の程度から生理的年齢を判定する方法を「石灰化年齢」といいます😊
実際に、
石灰化年齢は、どのように調べるのか?
というと、
下記のような歯のレントゲン写真(パノラマエックス線写真)を撮って、顎の中の乳歯や永久の歯冠(歯の噛む所)や歯根(歯の根っこ)の出来上がり具合から、それぞれの歯の成熟度をみて、その石灰化年齢と年齢(暦齢)を比較し、どのくらい発育が進んでいるか?または、遅れているか?などのお子さんの発育状態を判定していきます!
このようにして、
お子さんの年齢(暦齢)と発育のズレ
を判断していくのです😊
へぇ〰‼️
よく歯医者さんで見る、このレントゲン写真は、子供の発育を知るためにも使われているんですね‼️
ハービー君!その通り😊
決して、このレントゲン写真は、虫歯がどこにあるかだけを診るためのものではないんだよ✌️
✨まとめ✨
発育を正しく知る(お子さんの年齢と発育のズレを知る)上で必要な年齢は2つあります✌️
・年齢(暦齢)
・生理的年齢(お子さんがそれぞれ持っている発育の自分軸)
特に、親子さんが分かりにくいお子さんの「生理的年齢」を知るためには、定期的に発育を確認することができる「定期検診」がとても有効となります✌️
そして、
お子さんの矯正治療をいつから始めたら良いのか⁉️
その答えは、
永久歯が生えかわり始める6歳頃から小児歯科と矯正歯科を強みにしている歯医者さんで、「定期検診」を受けること😊
となります✌️
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まずは、発育とは何か‼️
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お子さんの歯をちゃんと守りたい❗️
自分の歯もちゃんと守りたい❗️
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「ハービー先生の歯の教室」も、是非、活用してください😁
https://youtube.com/channel/UCJIcSXqUTmG1CLUWAQiHipA
今回も、ブログを読んでいただき、誠にありがとうございました😊
「健康に基づいた歯の美しさ」を提案する
大阪市住吉区あびこの歯医者
ハービー歯科・小児矯正歯科
院長 歯科医師/歯学博士
日本小児歯科学会認定医
小川慶知
(その他の私の経歴😊)
関西医療学園専門学校 歯科衛生学科 講師
2022年 日本小児歯科学会 優秀発表賞 受賞