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子供のバイタルサインについて⁉️ 日本小児歯科学会認定医が分かりやすく解説‼️

2024年1月21日

先生‼️
「バイタルサイン」って、いったい、何なんですか⁉️

ハービー君!バイタルサインとは、「ヒトが生きている」ということを示す指標のことをいうんだよ😊

ヒトが生きていることを示す指標⁉️

そうなんだ😊
もう少し具体的にいうと、このバイタルサインには、主に、「体温」「呼吸」「脈拍」「血圧」の4つがあるんだよ‼️
そして、これらが、ヒト(人間)が生きていることを示す主な指標となるんだ😊

「体温」「呼吸」、、、🤔
なにか「バイタルサイン」って、難しそう〜😢

確かに難しそうだよね🤔
ただ、お子さんのバイタルサインの数値を知っていると、お子さんの健康管理にとても役立つんだよ✌️

そうなんですね‼️
それならば、もっと詳しく知りたいです😊
先生!分かりやすく教えてください😆

みなさん。こんにちは😊

「健康に基づいた歯の美しさ」を提案する

大阪市住吉区あびこの歯医者

ハービー歯科・小児矯正歯科の小川慶知と申します😊

子供に微熱がある⁉️

子供の呼吸する回数が多い気がする⁉️

子供の脈拍が早い気がする⁉️

とても不安になりますよね😢

実は、

お子さんは、私たち大人と比べて生理機能がまだまだ未熟となります‼️

そのため、お子さんは、外部(外界)からの刺激を受けやすくバイタルサイン(体温、呼吸、脈拍、血圧)が大人よりも変動しやすいことが特徴なんです‼️

さらに、

お子さんは、年齢が低ければ低いほど、自分の症状や苦痛をうまく表現することができません😢

このようなお子さんの状況に対して、親子さんは、どのように対応したら良いでしょうか⁉️

まず、大切なのは、

親御さんが、お子さんのバイタルサインという客観的な指標を持っている!

ということです😊

そうすることにより、お子さんの異常を早期に発見することができ、より適切な対応をとることが可能となるからです😊

そこで、今回は、

親御さんが、事前に知っておきたいお子さんのバイタルサインの数値や特徴を、大人のバイタルサインの数値と比較しながら、日本小児歯科学会認定医の私が、分かりやすくお伝えしていこうと思います😊

バイタルサインとは⁉️

お子さんのバイタルサインの解説の前に、まずは、バイタルサインについてお伝えします😊

バイタルサインとは、ひとことでいうと、

「ヒトが生きていることを示す証し」

となります😊

具体的にいうと、

バイタルサインとは、

体温、呼吸、脈拍、血圧の4つの指標で示され、他には、意識、瞳孔などでも示されます!

通常では、調べやすい「体温」「呼吸」が用いられます😊

バイタルサインって、人間が生きていることを示す指標の基本中の基本なのですね‼️

そうなんだ😊
ただ、このバイタルサインにおいて私たち大人が注意しなければならないポイントが1つあるんだよ⁉️

そのポイントとは、

お子さんは、発育過程にあり生理機能も未熟であるため、「体温」「呼吸数」「脈拍数」「血圧」のいずれも大人とは異なる値を示すということです‼️

大人のバイタルサインの基準で、お子さんを見てはいけないのですね🤔

ということは、子どもの身体の異常に早く気付くためにも、子どものバイタルサインを知っておかなければならないですね‼️

ハービー君!その通り😊
では、これから、そのお子さんのバイタルサインの4つの指標について、それぞれ解説していきたいと思います✌️

「体温」について

小児の体温は、成人よりも高い‼️

これが、お子さんのバイタルサインの指標の1つである「体温」の特徴となります😊

なぜ、

小児の体温は、一般的に成人よりも高い!

のかというと、、、

お子さんの新陳代謝がとても盛んだからです!

また、

1歳未満である新生児や乳児では、体温調節の機能が未熟なため、外の気温や運動や興奮などによりお子さんの体温が変化しやすいことも特徴となります!

さらに、体温の測定する部位によっても違いがあります!

私たちが体温を測る時によく行う「腋窩温(脇の下の検温)」に比べて、「舌下温(舌下の付け根の検温)」では、0.2〜0.4℃ほど高く、直腸内では、0.4〜0.8℃ほど高くなります。

基本的には、

体温が38.5℃以上を高体温、35.0℃以下を低体温と呼び、これらは健康ではない状況と考えられています!

しかし‼️

体温には、個人差があるため、

一般的には、健康なときの体温(平熱)との差が1℃未満で、お子さんの全身の状態が良ければ健康であると判断されます😊

「呼吸」について

小児の呼吸数は成人よりも多い‼️

小児期は、鼻、のど、気管、気管支、肺などの呼吸器そのものが小さく、身体が小さいわりには、多くの酸素を必要とするため、下記で示すように呼吸数は成人よりも多くなります!

 新生児期(出生〜4週間):30~50回/分

 乳児期(出生〜1歳未満):30~40回/分

 幼児期(1〜6歳未満):20~30回/分

学童期(6〜12歳):18〜20回/分

成人:16〜18回/分

また、

幼少期には、胸部の発育が未成熟なために腹式呼吸(主に横隔膜の伸縮によってお腹が膨らむ呼吸)を行っていますが、胸郭(胸部の骨格)の成長が進む10歳頃からは、成人と同じ胸腹式呼吸(お腹も胸も膨らむ体幹全体で行う呼吸)へと変化していきます😊

「脈拍」について

小児の脈拍数は成人よりも多い‼️

脈拍数とは、1分間に触れる脈数を言います!

ちなみに、脈拍数は心拍数と似ていますが、心拍数は1分間の「心臓の拍動数」、脈拍数は1分間の「動脈の拍動」であるため意味に若干の違いがありますが、脈拍数と心拍数は対応しており、ほとんど同じ数値となります😊

小児の脈拍数は、下記の表のように、

新生児:140回/分、学童期:90回/分と成人と比べて多いのが特徴です!

(一般的な成人の脈拍数は、1分間に60~100回となります。)

その理由として、小児の心臓は大人よりも小さく、1回の心臓の収縮で送り出せる血液量が少ないため、心拍を速めて送り出す血液量を増やさなけばならないからです。

「血圧」について

小児の最高血圧は成人よりも低い‼️

血圧とは、心臓から送り出された血流が血管の内壁を押す力(圧力)のことを言います😊

よく、血圧で「上はいくつ?下はいくつ?」って聞かれますよね⁉️

それは、最高血圧と最低血圧のことを言っています😊

もう少し詳しく最高血圧と最低血圧について解説すると、

最高血圧とは、血液を送り出すときに心臓が収縮して、血管に強い圧力がかかっている状態の値で、収縮期血圧とも呼ばれています!

一方、最低血圧とは、次に送り出す血液をためこむために心臓が拡張しているときの値で、拡張期血圧ともいいます。

最高血圧(収縮期血圧)は、小児が成人に比べて低いのが特徴となります!

最低血圧(拡張期血圧)は、小児と成人はほぼ同じ数値となります!

これまで、脈拍や血圧のお話しをしてきたので、併せて、お子さんの血液の特徴についてもお話ししていきます😊

〜小児期の血液の特徴について〜

幼児期の血色素(ヘモグロビン)量、赤血球数、ヘマトクリット値(血液中に占める赤血球の体積割合)は、成人よりも低い値を示しますが、学童期になると成人に近い値となります!

このようなことから、赤血球の中に含まれる酸素と容易に結合するタンパクであるヘモグロビンの量が少なく、そのヘモグロビンに含まれている赤血球の数が少ないということは、呼吸における酸素の運搬にも当然影響を受けるということになります。つまり、赤血球数と呼吸数の相関性は高い!ということになります✌️

一方、白血球の数は、出生時に最も高い値を示し、学童期になると成人に近い値となります!

このようなわけで、親御さんが、「お子さんのバイタルサイン」の客観的な指標を持っているということは、お子さんの異常を早期に発見するのにとても役立ち、それにより、すぐに適切な対応をとる準備が可能となるのですね😊

子供の体調管理のためにも、バイタルサインをしっかりと復習します😊

✨まとめ✨

バイタルサインとは、

「ヒトが生きていることを示す証し」

具体的には、バイタルサインは、

体温、呼吸、脈拍、血圧の4つの指標で示される。

 〜小児のバイタルサインの特徴〜

小児の体温は、成人よりも高い‼️

小児の呼吸数は成人よりも多い‼️

小児の脈拍数は成人よりも多い‼️

小児の最高血圧は成人よりも低い‼️

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今回も、ブログを読んでいただき、誠にありがとうございました😊

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院長 歯科医師/歯学博士

日本小児歯科学会認定医 

小川慶知 

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(その他の私の経歴😊)

関西医療学園専門学校 歯科衛生学科 講師

2022年 日本小児歯科学会 優秀発表賞 受賞

 
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