住吉区あびこにある歯医者 ハービー歯科・小児矯正歯科の院長ブログをご紹介します

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日本小児歯科学会 認定医

歯周病は、骨の病気?

2019年5月18日

こんにちは、

大阪市住吉区の歯医者

ハービー歯科・小児矯正歯科の小川です✌️

 

今回は、

「歯周病は、骨の病気?」

という話✌️

 

「歯周病は、骨の病気?」

いいえ、違います‼️

「歯周病は、肉の病気です」

 

つまり、歯肉の病気です😄

 

ということは、

骨は、健康です✌️

 

ここを間違えてしまうと大変なことになります✌️

 

皆さん‼️

歯周病になると、それが原因で骨が溶ける

とよく聞いたことありませんか?

 

表現として、「骨が溶けている」⁉️

これは、

患者さんに説明するのには、良いと思いますが、

もし、医療従事者が本当に歯周病で骨が溶けていると思っていたら大問題です‼️

 

皆さんが歯周病で骨が溶けて骨がなくなっている状態は、

 

実際は、骨が健康であるためにバイオフィルム(細菌の集合体)から逃げている状態です。

 

つまり、歯周病になった歯肉(バイオフィルムによって炎症している歯肉)から一定の離れた距離を保とうとするのが、歯を支えている骨(歯槽骨)の特徴です。

 

そのようなわけで、

歯肉は病気でも、歯を支えている骨(歯槽骨)は、健康なのです✌️

 

健康であるために、歯を支えている骨(歯槽骨)は、溶けているのではなく、逃げているのです‼️

 

しかし、ここで注意しなければならないことがあります‼️

 

この逃げてしまった歯を支えている骨(歯槽骨)は、もう戻りません‼️

 

戻らないんですよ‼️

 

 

そして、

歯を支えている骨(歯槽骨)が下がってくると、色々なことがお口の中で起こってきます‼️

 

それも、良くないこと‼️

 

皆さんが、良く知っている「歯周ポケット」⁉️それが深くなります。

もう1つは、歯肉が退縮(歯肉が下がる)します。

 

・深い歯周ポケットの形成

・歯肉退縮

 

つまり、歯を支えている骨(歯槽骨)が下がると、こんな事が起きてしまいます‼️

 

ここで、質問です⁉️

 

皆さんが一番、気にしている「深い歯周ポケットの形成」と「歯肉退縮」の原因は、

歯を支えている骨(歯槽骨)なのでしょうか?

 

違いますよね✌️

 

原因は、バイオフィルム(細菌の集合体)ですよね😄

 

歯に付着したバイオフィルムが原因で、歯肉が炎症を起こして、それから、深い歯周ポケットの形成、歯肉退縮、歯槽骨の吸収が起こります‼️

 

歯周病は、このようなプロセスを経ていますので、どこのプロセスにアプローチすべきか⁉️

 

原因を診断し、原因を治療する✌️

 

つまり、

「バイオフィルムをどのように治療するか‼️」

なのです✌️

 

ですので、

バイオフィルム(細菌の集合体)が、

どういう特性を持っているのか❔

 

これを知らなければ、私たちの治療は成功しません⁉️

 

それを科学的根拠に基づいて証明したのが

スウェーデンという国です✌️

 

スウェーデンスタイルとは、ただ単にスウェーデン製の歯科機器を使用するだけでは成り立ちません😄

 

スウェーデンでは、歯周病治療の成功のために細菌学を非常に重視しています✌️

 

なので、

「細菌学」を知らなければ、歯周病治療は成立しません😄

 

ハービー歯科でも、歯周病治療の説明の時に「細菌学」の話がでるのは、それが理由です✌️

 

詳しくは、

大阪市住吉区の歯医者

ハービー歯科・小児矯正歯科の小川まで✌️

宜しくお願い申し上げます🙇

 

 
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