2018年3月4日
こんにちは、ハービー歯科の小川です。
今回は、「歯科矯正の精密検査」の続きです。前回のハービー日記では、「歯科矯正の精密検査」をするには、3つの資料が必要になると話しました。
1つ目は、写真!
2つ目は、レントゲン!
そして、3つ目は、「歯並びの模型!」
これは、一番重要な資料となります。
「歯並びの模型」って何?よく歯科医院に行ったら、歯科治療で歯を削った後にピンクやブルーの色をした粘土みたいなもので、歯型を採ってもらったことありませんか?それの歯並び全体を採るバージョンです。なので、歯型を採るのは患者さんにとってはかなり大変なのですが、いつも頑張ってもらってありがとうございます。
この頑張って採った歯並びの模型は、かなり重要な資料となります。実際に私たちがお口の中を診て気付かない点がこの「歯並びの模型」では、本当によく分かります。
各々の歯の位置、傾き、捻れ具合、歯の大きさなど。そして、歯並び全体では、歯並びのアーチのかたち、永久歯の生えるスペースがあるのかないのか?、歯槽骨と歯の位置関係など色々。そして、上顎の歯並びと下顎の歯並びがどのように咬んでいて、上顎の歯と下顎の歯の位置関係、口の中て起こる癖など。実際に患者さんの口の中を診る時は、限られた方向からしか診れないのですが、「歯並びの模型」は、どの方向からも診ていくことが出来るので、色々な情報が満載なのです!
なので「歯並びの模型」を採るのは、患者さんに大変な負担をかけるのですが頑張ってください。
「歯並びの模型」の情報に関しては、色々ありすぎるので、各論みたいな感じでハービー日記に連載出来ればと思います!アッ、その時は、ブログですね?たぶん。
精密検査では、これら3つの資料(写真、レントゲン、歯並びの模型)を参考にして、次のステップである「矯正説明」に入ります。なので、「矯正相談」だと少し抽象的な感じの説明になりますが、「矯正説明」は、明らかに内容が具体的になりますよね。 歯科矯正というのは、虫歯治療や歯周病治療と異なり、治療がスタートするまでに、多くのステップが必要となります。虫歯治療も歯周病治療も最近は、そんなことはないか!
しかし、歯科矯正治療というのは、治療期間が、長いのでしっかりとこのプロセスをしていくことが大切ですので、「矯正します!」「では、装置をつけましょう」ということは、絶対に避けましょう!
詳しくは、ハービー歯科 小川まで。宜しくお願い申し上げます。